清潔で、とても明るいところ

「勝者に報酬はない」アーネスト・ヘミングウェイ

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館内の感染症予防を最大限に行いながら、
皆様のことをお待ちしております

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体調不良によるキャンセル料金は、当日でも発生いたしません
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ノースキーの取り組み
チェックイン時の検温
消毒液の設置
館内の定期的な消毒
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リビングの使用人数を最大5名までとし、適切な距離をおいてのご利用をお願いしています。

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インド① ニューデリーの安宿

2015年11月15日

 

 インドの首都ニューデリー。

 

各国の旅人が集まるメインバザールの中程に、私の宿はあった。

 

そこはシーク教徒のご夫婦が営む宿で、一晩500円程で泊まる事ができた。

 

 

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部屋は簡素だが、どこかしら安心感があった。ママとパパが、いつも旅人の事を気遣ってくれていたからだ。

 

 

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最近はネットのクチコミ社会になって、ちょっとうんざりする。

 

もしも部屋が汚れていたのなら、目の前にいる掃除のおじさんに一声かければ良いだけの話。あるいは、自分で軽く掃除して、より快適な空間を自分で作れば良かった。

 

バックパッカーなんてそんなもんだ。

 

私は部屋の窓からストリートを眺めるのが好きだった。そこには行き交う人々とリキシャーがあって、喧嘩があって、盗みがあって、大きな笑い声があって、ありとあらゆる騒がしさがあった。。

 

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窓の外に目を向けていると、不意に宿の中庭から子供達の声が響いてくる。

 

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私は滅多に取り出さないカメラを彼らに向ける。子供と老人はいつも、旅人に優しい。

 

私が京都で経営する宿は、ニューデリーで泊まった宿よりも間違いなく清潔だ。安全で空調も完備されていて、夜はとても静かだ。

 

でもノースキーにはないものが、この宿には詰まっていた。

 

それを人間模様と言っても良いし、単純に、ドラマチックだと言っても良いと思う。

 

宿は、街から隔離された空間ではなく、ニューデリーという渦潮の中で、ゆらゆらと漂う木の葉のようだった。

 

だから私は、寝ても覚めてもニューデリーにいる事を実感することが出来た。

 

いつも旅に出ている事を実感していた。

 

清潔で便利な宿ではなく、そんな宿を本当は作りたかったのかもしれない。