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旅と死と、ホステルノースキーと。

2018年05月28日

旅は、若かった自分に色々な価値観を与えてくれたと思う。

 

美しい景色の中で、穏やかな生活を送る人々を見るたびに、自分にとって

何が大切なのか考えたし、世の中には様々な、私の想像の中にまったく無

かった生き方や、職業が存在する事を知った。

 

でも一番考えさせられたのは、戦争や内戦など、暴力がすぐそこに潜んでいる

場所での暮らしを見た時だ。

 

死に対する距離が、日本とは比べものにならないくらい近い場所が、世界には沢山ある。

 

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私たちは普段、日本という国で暮らしていて、死を意識する瞬間はあまり

無いように思う。

 

仕事が億劫だったり、預金の残高が気になったり、人間関係に悩んだりするのも、全て、

当然明日も生きているだろう、という安心の上に成り立つ悩みだったりする。

 

一番大切な人に、とても酷い事を言ってしまった。

 

それも、いつか訪れる大切な人との死別を思えば、もっと優しくなれるかもしれない。

 

 

大切なものを、大切に。当たり前の事ですが、とても難しい事です。

 

死から逆算して今を生きる事を、死生観と言えば良いのだろうか?

 

たとえここが戦場でなくても、病気や事故など、ぱっといなくなってしまう

のが人の人生で、その瞬間には誰もが、まさか、と思うのだろう。

 

明日、私がもしも豆腐の角に頭をぶつけて死んでしまったら、ホステルノースキー

をしばらくの間、無料で開放して欲しい。

馬鹿みたいに明るい遺影をリビングに飾って、大きな音で音楽を鳴らして、

メキシコの死者の日のように(*ハロウィンのようなお祭りです)、出来るだけ

明るい花々と、ポップなガイコツの置物で埋め尽くして欲しい。

 

家族と友人と、ノースキーに泊まった事のある方々で、私の人生を笑ってくれたら嬉しい。